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〜ドレスショップ・ルネ お店まわりのみんなのいろいろ出来事日記〜
昔のパソコン、イムサイの8080
2789-500.jpg

 CNETのニュース配信のリンクから下のページがあったので、懐かしく見ておりました。
▼フォトレポート:ビンテージPCコレクション(1970年代)
http://japan.cnet.com/news/biz/story/0,2000056020,20373124,00.htm

マイクロコンピュータの出始めころ、インテルの8080を使った個人ユースのいわゆるパソコンが出始めたころです。この写真の、IMSAI 8080は、1975年に作られたもので、私が見たのは、映画「ウォーゲーム」(1983年)の中で、音声合成機能がすでにあって、このIMSAI 8080がしゃべっていたのが印象的でした。

▼以下、Old computerのサイト
http://www.oldcomputers.net/

から、IMSAI 8080のスペックです。
-----------------------------------------------
IMSAI 8080
Announced: August 1975
How many: Around 20,000
Price: US $931 assembled
US $599 as a kit
CPU: Intel 8080A, 2.0 MHz
RAM: 64K max
Display: front panel LEDs
Controls: front panel switches
Expansion: card-cage w/ S-100 bus
Storage: optional cassette or
floppy drive
OS: CP/M, BASIC
-----------------------------------------------
CP/M は、ビルゲイツが今のマイクロソフトの最初を作ったOSですね。

このイムサイの8080は、1983年に作られた映画「ウォーゲーム」に出てきます。「ET」を作ったプロダクションみたいです。以下のページにそのころのエピソードが紹介されていますが、そのうち翻訳してみたいと思っています。当時、無名のマシュー・ブロデリック、アリー・シーディが出演しています。

▼"Wargames"
http://www.imsai.net/Movies/WarGames.htm

Matthew Broderick (マシュー・ブロデリック)
Ally Sheedy (アリー・シーディ)

▼アマゾンで、
ウォー・ゲームのDVDを検索すると、新品も中古もたくさん出てきます。
思いついて、一枚注文してしまいました。

▼インテル・システムデザインキット
 IMSAI 8080は、30年くらい前に、1000ドル近かったので当時はかなり高価なもので、日本でも販売していましたが、とても高かったのを記憶しています。そのころに、インテルから、インテルSDK-80というワンボードコンピュータが発売されていて、ケースには入っていないけど機能的にはIMSAI 8080と同じレベルというもので、当時8万円くらい、もっと高かったような気もします、それを買いました。
 それと同じころに、何かの講習会で、8080のアセンブラの紙テープを、たしか講習会の先生は「これは買うと300万円くらいします」といってました、をもらったのです。

そのあと、テレックスの中古を買って、SDK-80に接続して、アセンブラを読み込んで、動かして、その後何年間かそれでいろいろお仕事もしました。けど、テレックスがかなりやかましかったですね。

懐かしい思い出です。

▼インテルSDK-80
SDK80_photoA.jpg

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コメント
この記事へのコメント
ミヤさん

僕も多分、似たような業界にいると思うのですが、博学すぎてついていけません。(苦笑)。まぁ、僕が初めてさわったコンピュータと言えば、FACOMのMシリーズでPCは9450といったところだったので、世代が違うと言えばそれまでかも知れませんが。
その頃はタイプライタコンソールと紙カードせん孔装置が入力装置ではありましたが、、、。ちなみに最近のSEにDOSって知ってる?と聞くと実はあんまり知らなかったりするのです。おどろきです。
2008/05/23(金) 01:48:56 | URL | ちょき #-[ 編集]
こんにちは
マイクロコンピュータの出始めのころだから、プログラムというよりファームウェアを作っている感じの時代でしたね。
 私が大学にいるころはコンピュータはなくて、リレー計算機があって、割り算などするとたばこいっぷくする間がありました。FACOMのMシリーズはさわったことないのですか、9450は結構お仕事で使ったように思います。
2008/05/26(月) 10:49:00 | URL | ミヤさん #-[ 編集]
ググって居て迷い込みました。
IMSAIは東京郊外の八王子にショップのあった、シーガルという会社も輸入していました。ALTERなども扱っていて、CPUユニットに、フルキーボード、キャラクタベースのCRTディスプレイが付属したセットを、八王子まで眺めに出かけたことがあります。懐かしいですね。
CP/Mはデジタルリサーチの製品で、MSとは関係はなかったと記憶しています。マイクロソフトのことで思い出すのは、当時、浜松町の展示場で、マイコンショーかなにかがあったとき、小さなマイクロソフトのブースにビルゲイツが立っていたような記憶がかすかにあります。
当方いまでも、記念に、CP/Mの入った8インチディスクをしまってあります(笑)
FACOM230、UNIVAC11シリーズなど大学でさわって、9450は仕事でだいぶ遭遇しました(笑)懐かしいですね。
2008/06/08(日) 23:34:44 | URL | 秋葉ゑこう #16Ay.NhQ[ 編集]
こんにちは
どの分野も物事が動き出すときは、いろいろときめきがありますね。私も、西和彦と彼の雑誌のことで、電話して長話したことがありますね。

CP/Mについては、これはデジタルリサーチの製品ですが、ビルゲイツの運命の分かれ道になった製品ですね。このブログあたりがくわしいです。↓↓↓

http://blog.livedoor.jp/neo900i/archives/50121368.html

IBMは、マイクロソフトが、CP/Mを乗せたPCをあつかっていることから、OSの技術も持っていると誤認していた。しかし、実際はマイクロソフトはCP/Mのサブライセンス権を持ってはいなかった。ビルゲイツは、IBMに有利なNDA契約を飲み、IBMがマイクロソフトを ...
2008/08/11(月) 13:13:12 | URL | ミヤ #-[ 編集]
懐かしいですね
MSとデジタルリサーチの経緯、確かにそうでした。西さんがいた当時のASCIIには妙に縁があって、あまり大きな声ではいえませんが、当時の仕事先で、Windows2.xなどの入門書を数冊ASCIIからの依頼で仕事先名で手がけたこともあります。個人的にも、とあるシンポジウムのパネルとして同席したことありますが、なかなか興味深い方でした。でも、昔の話ですね(笑)
2008/09/06(土) 15:46:46 | URL | 秋葉ゑこう #g224UUWE[ 編集]
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